猿の気まぐれ日記

こんにちは!このブログでは、ボイトレの知識やカウンセリング の知識や知恵、本の感想などを気まぐれで綴ります。

プライド・サイコパス

今回から、カウンセリング 系の記事を書いていこうと思います。

まず始めに言っておきたいことが、記事の題名にあるような、プライドやサイコパスという言葉に縛られ、必要以上に自己嫌悪に陥ったり、自分を変えることをためらったり、他人をむやみに否定したりしないほうが良いということです。

これらの言葉からくるネガティブ感情は、カウンセリングの観点からも障害になります。

まず、プライドという言葉に関して考察しようと思います。

  • プライド

まず、人間が持っているプライドの量を水だと考えてみてください。自分は、この量は人間全員が500mlのペットボトル分持っており、同じであると考えています。この水を入れるコップが違うだけなのです。自己嫌悪や劣等感という感情は、自分の体や心が、自分を守るために自己防衛として作ったコップです。これは、自己嫌悪に陥っている人を否定しているわけではありません。自分もまだこのコップに水を注いでしまうことは全然あります。これを、少し自分に対する成長のコップに使ってみたり、他の人に相談してみたりするだけでも、そこのコップからの水は移し替えられるかもしれません。例えば、世間ではよく「孤独になれ。」という有名人や本がたくさんありますが、これもプライドのコップで説明できると思います。自分と一緒に意見を共有できる人が一人以上でもいれば、それで心はある程度満たされますし、集団の輪を乱さないことにプライドの水を注ぐというのも、それもそれで立派な才能で、その人の能力です。しかし、そこから何かが原因でそこから離れてしまったり、あるいはあえて遠ざかった人が、そこのコップに水を注げなる、もしくは注がなくなったら、別のコップにプライドを注がざるをえなくなる。出た杭は打たれるといいますが、そこで突き抜けた人が成功者になるというのは、あくまでそこのコップに水を注ぎ切ったということです。どこのコップに水を注ぐかは、その人の采配で決めるべきではあります。なにか自分を変えてみたい、成長してみたいけれど、友達は失いたくないし、輪を乱したくないという人は、ちょっとだけ水を入れるコップを移し替えてみて、週3で遊んでいた友達グループから、週2で遊ぶようにしてみて、その分自分の時間に使ってみるなどでも問題はないでしょうし、なに変わった世界も見えてくるでしょう。

世間で使われるこの言葉も、あくまで価値観の違いであったり、そのひとがどの価値観のコップに水を注いでいるかということであると思っています(遺伝子的なサイコパスに関しては、勉強不足のため触れないでおきます。)例えば、外向性が高いと思われる人、いわゆる世間で陽キャといわれる人々は、人に興味を持つという価値観に水を注いでいます。そこで、内向性が高いと思われる人、いわゆる陰キャが、人にあまり興味を持たないサイコパスだという意見を持つこともあります。一方、陰キャといわれる人々は、狭いコミュニティー、もしくは一人で満足したいと思っており、自分のテリトリーをむやみに侵害してきたリ、何も危害を加えていないのに嫌味を言ってくるような陽キャのことを、サイコパスだと思うことはあります。こうなってくると、もうだいたいの人間はみんなサイコパスです。なので、自分がサイコパスだといわれ自己嫌悪におちいったり、むやみに他人をサイコパス判定するのではなく、自分の自己肯定感を挙げてみたり、他の人から何か積極的に取り入れてみるとよいでしょう。

プライドは悪口や嫌味ではなく手段であるということをふまえてもらえると、これからのボイトレカウンセリングも受け入れやすくなってくれると思います。

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